…恥ずかしっ…

ちょっと暇だったので。

土銀です。






それは突然やってきた。




「…え?」

気が向いたので屯所にいった。

「ですから…その、土方さんは…」

愛しい恋人に会いに行こうとした。

「…亡くなったんでさぁ」

愛しい恋人はもう、いなかった。




「だ、んな?どうしたん…」

「ねぇ沖田くん。土方死んだの?」

そう聞くと思い出したのか涙ぐむ彼。

「…っ」

「他の隊士守って死んだ?」

「あ…」

「それとも沖田くん守って死んだ?」

…図星です。と、言わんばかりに泣

き出す彼。

「すいや、せん…っ俺があんな…っ

あんな…っ!?…え?」

ぺちんっと、小気味良い音が廊下に響く。俺は沖田くんを軽く叩いた。

「旦那…?」

「沖田くんは、悪くないから。君は、君だけは、絶対自分を責めんな。」

そういう俺は泣いていた。もうなんなんだろなぁ。

「はい…っはいっ…!」

あーあ。もう駄目だ涙腺切れた。

「…ん。分かったらも、いーよ…じゃ、帰ーるわ。じゃあね。」

「お気をつけて…」




それは突然やってきた。


愛しくて、


愛しくて、


とんでもない馬鹿に会いに行った。


もう訳がわからなかっけれど

ひとつだけ言えることは



「うあぁああぁっ……!」


もう、会えない。










(^○^)(^○^)(^○^)(^○^)(^○^)(^○^)(^○^)


うわぁぁぁぁっ!!

恥ずかしいいい…!